松本たけあきの「思・考・感」

2013年12月20日

あらためて

参議院選を終えて
参議院選は、極めて厳しい結果となりました。しかも全国的に、期日前投票の出口調査を含む、直前の様々な調査よりもかなり悪い結果でした。有権者の方々が投票所で、選択肢の中から民主党を外していると考えざるを得ません。
衆議院の大敗から信頼回復をめざしてきましたが、国民には全く受け容れられなかったのです。相当に深刻であり、このことに正面から向き合わなければなりません。政権交代をめざして結成された「民主党」は終わったのかもしれません。

出直すにあたって、あらためて原点に返り、党を立て直すという視点よりも、国のため人々のために何をできるかと考えたいと思います。
第一に、過去との訣別をしなければなりません。民主党政権の清算です。
その一つは鳩山・菅両元代表とは袂を分かつことです。
参議院選挙中の言動に問題があったこともあり、私はこの機会に菅さんと訣別し、併せて鳩山さんとの関係も改めて整理すべきだと党の会議で主張しました。菅元代表本人が出席している会議で、「後進のためにも、ぜひ自ら身を処してほしい」とも申し上げました。残念ながら、回答はなく、処分も決定的ではありませんでした。やはりきちんと区切りをつけなければ、前へ進めないと思っています。
もう一つは政策の整理です。理想をめざしながら政権で達成できなかった政策があります。足らなかったのは、時間か、実現する力か、具体化の準備なのか、それとも政策が誤っているのか、一旦ゼロから見直すべきです。

第二は、未来に向かって建設的に政治を進めることです。今から30年以上前に、日本は「近代化」を達成し、高度産業社会として成熟した段階に入ったとの認識の下、次のステップに進もうと訴えたのは、大平正芳元首相の指示で行われた政策研究の報告です。その際、たいせつなのは「日本らしさ」だと提唱しています。
ルールを守れば勝ちのフェアプレイより「各々がその所を得る」フェアシュアの原理、「仲間」をたいせつにする気質、現場や地方を重視する「分散」型システム等の「日本らしさ」が、実は「近代化」で過程でも強みを発揮したと分析しています。反対ばかりしている暇はなく、その宿題に答えを出す時に来ています。

子どもの頃、選挙に関わった家族の一人として、自分が選挙に出ることに否定的だった私が、あらためて政治を志したのは、日本が大きな転機にあって、政治に出番が来ていると感じたからです。これまでの経験を活かしつつも、あらためて原点に返り全力を尽くしますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。